リハ旅プラン【1泊2日 伊豆修善寺旅行 】Part.2

今回は前回に引き続き、旅行1日目の中でも『お昼以降からの宿に着くまで』の出来事をお話していきますね!!

前回までの記事は以下からご覧いただけます。⬇︎

修善寺の観光エリアへ

観光コースはこちら。箱湯付近のスペースにて車を降り観光がスタートです。

とっこの湯公園 周辺

夏目漱石が宿泊した場として知られる箱湯ですが、右の建物のなかには、たくさんの方が読んだ詩が掲示してありました。O様の読書好きの血が騒いだのでしょう。掲示してある説明看板から詩まで全てじっくりと読まれていました。

次に向かったのは『とっこの湯公園』、もちろんシルバーカーを利用しての移動です。公園内を一周しましたが、所々にある説明看板を全て読み尽くしていました。ひとつだけ注意していただきたいのですが、公園内にある湧水があります。そして、湧水の隣に尺が置いてあります。僕は飲めると思い飲みましたが、普通に熱い温泉でした。

公園を一周まわったところで、公園内の足湯で休憩、Y様の合流を待ちます。

修禅寺

Y様と合流してからは、『修禅寺』へ向います。修禅寺までは、階段の隣にある急な坂道を通っていきました。この時は、車椅子(持参)に乗っていただき僕がうしろから押していきました。必要に応じて、車椅子に乗ったり、シルバーカーを押したりと、頑張ると決めたところは頑張って、そうではないところに関しては、頼れるものに頼るということが、旅行を楽しむ秘訣かもしれませんね。
お賽銭を投げ入れ、ゆっくりと願い事?お祈り?をします。やはり御長寿なだけあって、その背中には雰囲気が漂っていました。

お賽銭のあとは、修禅寺に境内にある資料館へ。修善寺の歴史にまつわる資料や金品財宝が飾られていました。ここでもO様の本領発揮です。決して大きくない資料館ですが、おそらく全ての説明資料を読み終えてから、2周目もまわっていました。

MEMO

修禅寺までは、下の道から階段となっていますが、左右に坂があるため車で修禅寺の前まで入ることも可能です(駐車スペース1台)。また、車椅子で坂を上り下りする場合は、かなり急な坂道となっていますので介助者は必須です。やはりオススメは車ですね!境内は砂利道となっていますが、脇に舗装された道があります。

桂橋〜竹林の小径

修繕寺を後にして、『桂橋』を渡り『竹林の小径』へ向いました。O様は再びシルバーカーで散策です。

このコースは王道中の王道とも言えるでしょう。『竹林の小径』の両側に立ち並ぶ竹林はとても趣のある場所でした。途中、途中で休憩しながらも、最後まで歩ききってしまいました。

計画していた修善寺の散策を終え、宿泊させていただく旅館『宙(sora)』へ向かうだけ。

しかし、旅館の前にはとてつもなく長く急な坂。車を持ってこようかとY様と相談していると、まさかの一言「歩けるよ!!」Y様と声をあげてびっくりしましたが、どんどん坂を登っていくO様。途中から少しお手伝いさせていただきましたが、最後まで登りきったのです。やはり旅行の意欲は凄まじいものですね。

まとめ

今回は修禅寺の観光エリアでの様子をお伝えしました。今回の記事で『リハ旅プラン』のサポートの様子はイメージしていただけたでしょうか?

観光中のサポートに関しては、必要に応じた介助や見守りが中心ですね。サポート内容の範囲もご家族と相談した上で決めているので、ご家族にとっても介助に気を取られない時間も確保できますね

次回は、バリアが意外と多い『旅館内のサポート』についてお伝えします。